ベルギー・オランダ周遊 鉄道の旅
ゴールデンウィーク6日間(現地4泊)の日程で、ベネルクスパスを使ってベルギー、オランダの2ヵ国を周遊。短い日程でも多くのスポットを訪れることができました。
岡本 貴博
関空発 KLMオランダ航空 (アムステルダム直行便)
オランダを拠点とするKLMオランダ航空は、世界で最も歴史のある航空会社です。機内エンターテイメントが充実していて、日本語の映画も多くありました。
ビジネスクラスとエコノミークラスの間に、エコノミークラスより約10cmシートピッチが広い「コンフォートクラス」があるのですが、追加代金でコンフォートクラスにアップグレードすると移動の疲れもなく、快適さがさらにupします。
アムステルダム (スキポール) 空港
ほぼ、定刻通りアムステルダム空港 (通称スキポール空港) に到着。空港内には免税店やレストラン、カフェなどのほか、カジノや国立博物館空港別館まで揃っています。
今回は乗り継ぎはなかったですが、ここで乗り継ぎ時間が多少長くても飽きることなく過ごせそうです。
空港から外に出ても「スキポールプラザ」と称して、スーパー、ハンバーガーショップ、日用品雑貨店等たくさんのお店があり、賑わっています。この辺りは、フリーのwifiも飛んでいます。
ヨーロッパでは5〜9月頃の夏の間は日がなかなか沈まないので、夜の10時頃まで明るく、昼間のようです。
ブリュッセル・ミディ駅
アムステルダム空港駅から国際高速列車「タリス」で約2時間、ブリュッセル・ミディ駅に到着します。
※ヨーロッパの駅では、出発の合図がありません。行先を確認し、列車が着いたら車内で出発まで待ちましょう。

ミディ駅構内は、国際列車や在来線が多数発着するターミナル駅らしい混雑ぶり。ブリュッセルでは治安が良くないとされるミディ駅周辺ですが、夜の9時でも明るい為か、特に治安に不安を感じることはありませんでした。

その足で、ブリュッセルで2泊する予定の「パーク イン ラディソン ブル」へ。
ミディ駅から横断歩道を渡るだけの1分の距離にありながら、駅から外に出る地図の見方を間違えてしまい、15分程も探すはめに……。
本当はミディ駅に近くて、部屋も広く、清潔な良いホテルでした。wifiも無料です。
中世の街並み、ブルージュ
2日目、「北のベネチア」と称される、中世の街並みが見事に保存された街ブルージュへ向かいます。
ミディ駅からブルージュ駅まで列車で約1時間、ブルージュ駅から街の中心、マルクト広場までは歩いて15分ほど。ここから思い思いに観光を楽しみます。
美しい装飾の歴史的建造物の間を縫うように流れる運河、のんびりくつろげるカフェ、運河をボートクルーズしたり、石畳の道を馬車に乗って回ったり。
ミケランジェロの作品を鑑賞するもよし、ムール貝やビール、チョコレートは格別。夜にはライトアップに石畳の広場や建物が浮かび上がり (残念ながら夜までいなかったのでライトアップは見ていませんが)、“心ときめく街”でした。

ブルージュを散策した後、午後はブリュッセルに戻り、また市内を観光。歩いてはカフェで休み、また見て歩く。まさに“気ままに旅するヨーロッパ”です。
アントワープ大聖堂と「フランダースの犬」モニュメント〜アントワープ駅
3日目の朝、ホテルをチェックアウトし、列車でオランダ・アムステルダムへ移動する途中、日本では有名な「フランダースの犬」の舞台、アントワープに降り立ちました。
アントワープ中央駅。鉄道の大聖堂とも称される、美しい駅です。
ネロとパトラッシュは、アントワープ郊外のホーボーケンという村に住んでいたそう(設定)です。
ホーボーケンへは、このアントワープ中央駅からトラムで約30分。足をのばしてみることに……。
幾分そっけない通りにポツンと銅像がありました。
写真を撮って、滞在すること数分の後、アントワープ駅へ戻り、アントワープ大聖堂がある市内へ。




観光客で賑わう大聖堂の前にも、ネロとパトラッシュのモニュメントがありました。日本語の表記も。子供の頃のフランダースの犬の思い出に少々浸りました。
大聖堂から駅と反対側へ歩いてみると、スヘルデ川の河口。見晴らしが良く、気持ちの良い場所で、ぜひまた訪れたい場所です。
予期せぬ事態、列車の運休
いよいよアムステルダムへ。ここで予期せぬ事態に遭遇!
予定していた列車が急きょ、運休に。その後の便も、その後も……。
もしかして今日はアムステルダムへいけない?とも思いましたが、日本出発時にwifiルーターを借りていたので、スマホでオランダ国鉄のサイトを探し出し、なんとか2回乗り換えて行けるルートを見つけました。
突然の運休により、乗れた列車もラッシュ時のような混雑。それでも予定より約1時間遅れただけで、アムステルダム・スキポール空港駅に到着しました。

アムステルダムの宿は、空港近くの「ヒルトン エアポート」。
市内のホテルは高く、少し狭いので、あえて市内から離れた(列車で約20分)空港ホテルを選んだのですが、個人的には満足な選択でした。

空港周辺には他にもたくさんホテルがあります。各ホテルから空港までは無料のシャトルバスが運行していて、不便さを感じることはないと思います。
ホテルにチェックイン後、さっそくアムステルダム観光へ向かいました。
風車村、ザーンセスカンス
4日目、朝からアムステルダム郊外の風車村、ザーンセスカンスへ。スキポール空港駅から列車で約20分、徒歩10〜15分程度です。
村へ行く途中にある跳ね橋の下を船が通るため、ちょうど上がる橋を見ることができて、ちょっと興奮!
ザーンセスカンスは、絵本の中に飛び込んだような17世紀の面影をそのまま残す、小さくてのどかな村。少し観光地化されてはいますが、村全体が屋外博物館のように、田園風景が広がっています。

その後、アムステルダム市内へ戻り、ふと思い立って「ミッフィー」の故郷ユトレヒトへ。
アムステルダム中央駅から列車で約30分。ミッフィー信号を写真におさめて、街を散策後、再びアムステルダム市内へ。

最終日もアムステルダム市内へ
飛行機のアムステルダム発が午後のため、朝食後にまたアムステルダム市内観光へ。出発ギリギリまで時間が使えるというのがエアポートホテルの利点です。

今回は、施設などにゆっくり入場して見学という事はしませんでしたが、短い日程の中、列車と徒歩でたくさんのスポットを訪れることができました。
また、オランダ・ベルギー国鉄乗り放題の鉄道パス、ベネルクスパスを利用したので、切符を買う手間もなく、思いつきで列車に乗って移動するという楽しみがありました。
鉄道が便利に使えるヨーロッパでは、列車の旅はぜひおすすめです。
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