フィレンツェ
2013年12月、1年ぶりにフィレンツェを訪れる機会があり、ガイドブックを手に観光スポットを巡ってみました。
鎌田 一彦
ドゥオモ -ジョットの鐘楼からクーポラとフィレンツェを一望
まず、フィレンツェを感じたいならやはりドゥオモ。
ドゥオモに隣接している「ジョットの鐘楼」に上れば、ドゥオモのクーポラが大きく見えて、街並みも一望できると聞き、高所恐怖症と体力低下のハンディキャップを不安に思いながらトライしました。

不安は的中し、後ろから上がってくる他の観光客の足音に怯えつつ、自分のペースに集中して、踊り場で3度休憩を取りながら進みます。
追い越してもらうほど階段が広くないので、迷惑をかけられない一心で登り切り、今度は高所に怯えながらようやく撮れた写真。クーポラが目の前に。ドラマや映画にも使われる、フィレンツェならではの景色です。脚力があって高い所が平気なら、気持ちよくフィレンツェを一望できるスポットです。
ミケランジェロ広場からの眺めと美味!
人気の観光名所でもあり、テレビCMなどでフィレンツェの遠景によく使われるミケランジェロ広場はおすすめとのことで、行ってみることに。
ドゥオモからアルノ川を挟んで、反対側の丘の上にあり、ランチ前の散歩にはとても良い距離です。
冬の陽光の中、今度は後ろから追われる階段の恐怖もない気楽さで、広場へと向かいました。
ほとんど地図なしでも、丘を目指して道なりに歩いて行くと、迷うことなく、街の喧騒から数分離れた郊外の緩やかな階段を登ることができます。
途中、糸杉とオリーブ畑の緑が茂り、良い景色です。
夜に来ても、夜景はロマンティックで美しく、夏は夜遅くまで賑わうそうです。
ミケランジェロ広場の帰りに、ベッキオ橋のすぐ近く、アルノ川を見ながら食事ができるレストランへ。
シーフード・パスタが最高に美味でした。

ゴールデンビューオープンバー
http://www.goldenviewopenbar.com/
メディチ家も愛用した修道院コスメ
格調高い香りが好まれ、フィレンツェで約800年もの歴史を誇る世界最古の「サンタ・マリア・ノヴェッラ」薬局は、フィレンツェのドミニコ会修道院の付属施設として開かれました。
製品は自然の植物を原料としており、製品の一つ「王妃の水」はカトリーヌ・デ・メディチがフランス王家に嫁いだ時に処方された香水として、当時のレシピのまま売られています。フィレンツェの歴史・文化が詰まった高貴な香りが楽しめます。

フィレンツェのお土産に良いと知人にもすすめられ、フィレンツェのこの薬局を探してみることに。
ところが、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の裏にあると聞き、探してみても薬局らしい建物がない。ガイドブックに記載された番地を頼りに進んでも、番地が途中で終わっていたり工事中のために番地が見えず。引き返そうかと迷いながらもう少し先へと歩いてみると、隠れるようにひっそり、目指す番地が扉のガラスに印字されていました。
ちょっと見過ごしてしまいそうな扉ですが、入ってみれば重厚感のある内装。
店内は歴史の香り漂うものから新商品まで、女性はもちろん、男性でもお土産や自分への一品など買い物が楽しめます。
フィレンツェ名物ビステッカ(熟成肉のステーキ)
夕食に、最近日本でも人気の熟成肉のステーキを食べに行くことに。
「肉は腐りかけが旨い」と肉通の間でいわれるように、繊細な品質管理の元、寝かせることで肉の旨味を凝縮させた“熟成肉”を分厚く切って、レアで食べるのがビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)です。
海外旅行では大抵、ガイドブックや情報誌を手に、ホテルの方に予約を依頼します。(言葉の問題や信用を考えるとホテルを上手に利用するのがおすすめです。)
ガイドブックの最初に紹介されている駅の近くのレストランを頼んだ所、あいにく月曜日で休業。2番目のレストランを聞いてみると、駅から遠いのでやめた方が良いとの事。そこで彼女に、近くで美味しいステーキを食べられるレストランを尋ね、予約をしてもらいました。
書いてもらった地図で向かうも、想像以上に建物の外観でレストランを識別するのが難しい街。3回ほど近くの建物に入って教えてもらい、どうにか無事、目的の「13 GOBBI」へ。いかにも地元のワインやパスタ、ステーキを楽しむことができました。
味も雰囲気も良く、やはりホテルのフロントやコンシェルジュをうまく頼るのは良い旅行術でおすすめです。